
10年前までは、シングルベッドとセミダブルベッドのツイン展示は
ショールームに数ヵ所ありましたが、シングルを2セットをドッキングしての
展示は全くありませんでした。
15年程前だと思いますが、大塚家具販売さん(現ウィドウ・スタイル)が
「夢キング」というネーミングでシングルベッドを2セットドッキングする
販売提案をされたのが、最初だと記憶しています。
上記の写真は、ヘッドボードがシンプルに立ち上がっているため、
ベッドの総長さが200cm弱なので、クローゼットやマンションの梁の
関係でベッドの縦側にスペースの問題があるお部屋への設置が多いシンプルな
タイプです。

この提案されたドッキング可能なベッドのヘッドボードとフットボードには、
サイドフレームの外側に出っ張りがなく、2台が隙間なくぴったり設置
できるデザインでした。
以前のベッドは、デザインのボリーム感を出すためなのか
必ずヘッド・フットボードが数センチサイドフレームから出ていました。
またでは、ドッキングでの販売が非常に増えたことで、
各メーカーは、出っ張りがないデザインの商品がほとんどです。
上記の写真は、ベッドの下側に引出し収納が付いたタイプと
掃除がしやすい様に、ベッドの下側に12、13cm空いてるタイプから
お選びいただけます。

以前は引出し収納付のベッドフレームが良く売れた時期がありましたが、
最近では、ベッドの下側を掃除をしたい、またお掃除ロボットを
通したいというご希望が多くなりました。
ベッド下が空いているメリットですが、
・掃除機でもお掃除、お掃除ロボットが通れる
・風が通るため、通気性がよくマットレスやフローリングが傷みにくい
・フットボード側を支える脚が内側にあるタイプが多く、足をぶつけにくい
・サイドフレームの詩派側にもスペースがあり、かかと部分がその部分に
入るため、立ち上がりやすい
・ベッド下のスペース広いタイプでは、衣装ケースが置ける

この数年の売れ筋のベッドフレームの条件は、
・ベッドフレームの下側が空いている
・お掃除ロボットが通れる
・シンプルな棚付ベッド(スマホの充電用のコンセント付)
・マットレスの通気を保つためのすのこ式床板仕様
・お部屋のイメージ、お客様の好みで色合いを選べる
(ライトブラウン、ブラウン、ダークなど)

現在、快眠館ショールームには、5か所にシングルをドッキングした展示が
あります。
結婚を控えたカップルのお客様は、ほとんどがダブルベッドを
ご購入されていたのですが、子供が生まれると半年ほどで赤ちゃんは
ベービーベッドからお母さんに添え寝します。
そうなるとダブルベッド140cmに3人で横になるのが窮屈になり、
ご主人がフローリングに敷き布団で寝られたり、隣のお部屋に寝られる
ケースが多いようでした。
この2セットドッキング設置は、家族で「川の字」に寝ることが可能で、
7,8年後に子供さんが自分のお部屋に独立される際に、ベッドフレームを
お譲りになることもでき、その際に最新のマットレスのベッドを
主寝室に購入されるケースも多いです。
50代から60代のご夫婦などは、ダブルベッドでは、冬場に
寝返りの際に、掛け布団を引っ張り合ったり、寝返りの際に、肩が
ぶつかったりで、安眠できない悩みがあり、シングルベッド2セットに
買換えられるケースも増えています。
小さいお孫さんが、泊まりにいらした時に、間に挟んで寝ることも
出来ます。
今後、セミダブル2セットのドッキング展示、シングル+セミダブルの
ドッキングした提案展示も予定しています。
それでは、よい眠りで!よい明日を!